アーティスツレストランはどうだろう

とある街のレストランが閉じるらしい。それで次のレストランを探しているようなのだが…。

三鷹市芸術文化センター レストラン出店者募集
http://mitaka.jpn.org/voice/info/692.php
使用条件
(1) 使用物件(レストラン施設 計245.7 ㎡)
ア 厨房(厨房設備・機器を含む)
イ 客席ホール(157㎡)
ウ 既存の施設内諸設備及び設置備品(テーブル・イス・ピアノ等)
(2) 使用目的
レストラン業務、主催事業等実施時のビュッフェ開設、パーティ対応及び
これらに付随する業務
(3) 使用料・共益費
免除


使用料が免除でござった。
そう、そういえばとある市役所のカフェも家賃がかからないのだと聞いたことがある。まあ、じゃないとやっていけないお店は少なくはない。免除には免除なりの理由というものがあるのだ。


件の物件もうちのお店から500mぐらいのごく近くなのだが、ロケーションがかなり特殊で周りに住宅しかないのでとてもではないが60席を埋めるのは難しいと思う。
まあ撤退するわなーと、ふーんと思っていたのだが、でも、気になりだすとなんか考えてたらいろいろアイディアが湧いてきた。なんとなく書いてみる。


人件費

ボトルネックはまちがいなく人件費。
顧客需要がコンサート、イベント時のみと繁忙期が集中するので人の入りはかなり読みやすい。
ただそのために人員を教育したり、抱えたりすれば経営を逼迫させる。
かといって、それをしなければこの席数には対応できない。
で、あれば、そのお店が独力で人を抱える方式ではなく、忙しいときによそから借りる方式にすればいい。近場の飲食店であったり、なんだり、地元すぎるので、人手についてはなんか心当たりがあるような気がしなくもない。

材料費

人件費の次に心配なのは原材料費、および調理についてだが、大手のスキームにのってサイゼリア、ファミレス方式にする以外に、郊外型でこの規模のお店を回す方法がほかにあるだろうか?
ただ、そこに地元のパン屋とかケーキ屋とかそういうところでサイドディッシュをうめれば人件費だけの問題でなく食材効率もあがり、顧客満足度もあがるうえに、お店も多店舗展開するリスクを一店で抱え込むことなくできるので、win-winだ。

オリジナリティ

さらにこれを芸術文化とからめる。
例えば、netduettoで全国とセッションできるようなサテライト会場として、さらにはそこから発展しコンサートまでできる施設といえば今のところ日本にはない。オンラインブルーノート
この設備ならそれができる。
アクセシビリティが悪くても現代なら面白い提案が他にもいろいろできるのではないかなと思う。



そんなわけで、月曜日朝10時に見学にいきます、いっしょにいきたいひとがいれば言ってください。
まあ、飲食店としての過去3年分の実績と運営審査があるらしいのでうちは無理だろう。
というか、うちのお店には主幹になってやるほどの体力もない。店舗の運営よりもスキームのほうに興味があるので、運営については他の専門の会社にはいってもらったほうがいいかなと。


あと、2月あたま、多分金曜日にギフトショーいきたいひといない?