新型インフルエンザでの労使問題と予防とかについて

新型インフルエンザの緊急対策セミナーにいってきた。
主には労務の関係で、会社が休業を命じた場合に休業補償などは発生するのか?
などという問題を弁護士さんにお話しいただいて、
あと、現在の流行の状況を医師会の現役の先生にお話しいただきました。


うち従業員いないんで関係ないんですけど!
まあ、企画した側なので・・・参加っと。
面白かったところを箇条書きで。


労使

・感染者に対しては出社制限を命ずることができる
・会社は安全配慮義務があるので就業禁止の措置義務をとる必要がある
・出勤不能(役務提供不能)についてはノーワーク、ノーペイ
・子供の保育所閉鎖などは会社理由ではないので役務不提供にあたる
・会社理由により出社禁止を宣言する場合は会社理由なので休業補償を
・保健所の”勧告”により事業所の閉鎖が命ぜられた場合は欠勤扱い
・保健所などは指導で収めるはずで、強毒性などに転じない限りなさそうだ(推測)
・家族を含め健康状態を会社に報告させるには就業規則や個別の同意書が必要


おれのなかの結論:
感染者は休ませる。治癒は熱が引いてから48時間といわれている。(アメリカでは24時間)
感染の疑いがある場合には従業員の申し出により有給を使うか、休業手当てを使うかで従業員に選択させるのが一番波風がたたないのではないか。


メモ1:
休業手当てについては、三ヶ月の平均賃金の60%だが、これは出勤日数ではなく土日などの休日を含む。
つまり、月稼動20日で月給30万の人の1日の最低休業補償費は、6000円

メモ2:
Q:もし、感染などにより隔離された場合逃げ出したらどうなるのか?
A(お医者さんからの):措置入院という扱いになり、人権よりも公衆衛生が優先される。逃げ出した人を発見次第保健所などに通報する必要がある。



インフルエンザについて

・学級閉鎖などは三鷹市ほぼ全学区において
・ちいさな病院でも130名以上の新型に感染している患者がきている
・流行の第一波は2週間ほどまえから(5月のものは前ぶれで、本格流行ではない)
・ウイルスは生物ではないので生きていない。よって殺すことはできない。
・ウイルスは菌ではないので殺菌という言葉はあてはまらない。
・ウイルスは細胞膜をもっていないので抗生物質はきかない。
・インフルエンザは咽頭に付着から20秒で感染が成立する
・家に帰ってからうがいをしても遅い。うがいの週間があるのは日本だけ。
・マスクには意味がない。ウイルスは植木鉢も透過するサイズ。
イソジンは喉の粘膜を壊すので逆効果。ダーメ。
・手洗い。唯一効果がある。
・石鹸の効果は不明。
・手のアルコール消毒は人によっては手の皮膚の痛めるので逆効果の場合も。
・空気清浄機にも効果はない。
・40歳以上の感染者は殆ど皆無。ボーダーは35歳ぐらい。
★子供でインフルの症状があり、下痢などの症状を併発している場合は重篤化するおそれがあるのですぐ病院へ。
・検査キットの精度は10〜70%(メーカーによりばらつき)、慣れた医者なら症状で判断できる
・この時期のインフルの97%ぐらいは新型
・ワクチンは症状の重篤化を防ぐもので予防にはならない
・(推測)今回の新型インフルエンザについては湿度は逆効果かも
・(推測)タミフルが使われまくってるので来年あたりには耐性ウイルスがでるかも
・(推測)流行の第二波は年末から年明けにかけてごろ



俺てき結論。
ウイルスは自然界に存在しつづけるものなので予防は出来ない。むしろタミフル耐性がつくまえに感染しとけ。
マスクや空気清浄機はそれそものでインフルエンザに感染予防する効果は無いが、文句をいう人たちがいるのでその人たちが黙るという意味で一定以上の効果がある。




三鷹市 新型インフルエンザによる学級閉鎖等の状況
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_news/015/015765.html
ほぼ全学区、全域



イソジンはつかっちゃだーめという話しは医療従事者からあちこちでよく聞く話しだよね…。
うちの親とかめちゃめちゃ使ってるけど。


あと、お茶でうがいも意味が無いと言われた。
お茶屋なので、紅茶でうがいというページを読んだことがある。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/kenkou/evidence_051116.html

ところで,お茶に含まれているしぶみの成分であるカテキンは,緑茶を発酵させて紅茶にすると作用が強化されることを知っていますか。紅茶を通常の飲用の5倍ほどに薄め,体温程度にあたためてうがいをすると,カテキンがウイルスの赤血球凝集素に結合して,のどの細胞の鍵穴と結合しなくしてしまいます。要するにワクチンと同じ働きです。

 ワクチンはウイルスの型と一致しないと効きませんが,カテキンは型に関係なく効果が期待できますので,トリ型でもブタ型でも,勿論ヒト型でも効くそうです。

紅茶が売れまくってわーい!ってなると思ったんだけどね。(思ってないけど)
どこかに専門に研究している人はいないかな、
紅茶ポリフェノールとかは同じ研究室になんかやってる人が居た気がした。
ちゃんときいておけばよかったな。( ´σ-`)ノ⌒




そういえば大阪の例がブラックだった。
いろいろ社会封鎖がされ会社が潰れ、、、インフルエンザで人は死ななかったが自殺で結構死んだみたいな。
これはまた違うところから聞いた話しだけど、そういう大阪の例を聞いて、東京は5月の時まったく新型判定の検査をしなかったのだとか。科学的にも経済的にも結果的にはいい判断だったかなと思います。
ギャーギャー言ってた人たちが居るので、政治的にはどうだか知りませんが。
世間的にはマスク(でも、どうせ中国製…)や消毒セットとかが売れて、その関係はホクホクなのかもしれませんね。


うちも紅茶売れないかな…。
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