プログラマーズカフェβ2.0 青写真

マッシュアップアワード5に応募しようとおもって作り始めたのだけど完成しない。
2〜3日もあれば雛型ぐらいはすぐできるよとうそぶいてみたのだけど、そもそも2〜3日をとることがどうも俺にはできないみたいだ。でも、ブログは書く。



今年の6月から「やってみなはれ」ではじまった三鷹プログラマーズカフェ
やってみないとわからないとは、この事だとおもう。
ど平日の3〜6時という普通の勤め人が集まれないような時間に開催しているにも関わらず、これまでに恐ろしい数の人たちがカフェを訪れた。
大きい部屋の時は20人から、10人しか入らないっていう部屋の時でさえもなぜか10人以上が集まったりしている。


正確に何名の方に来場してもらったのかはカウントはしてはいないのだが、私が名刺交換をした人の数だけで、名刺の厚さをみるにこれまででユニークで200名前後の方がいらっしゃっているのではないかと思う。もちろんすべての方と名刺交換をしたわけでもないので、本当はもっと多くのかたがいらしていることだと思う。


さらに集まってくる方々が凄い。
プログラマーズカフェ」という得体もしれない・・・、もっと言うと運営側も何をやるのかがわかっていない”なにか”に対して


1.ネットの片隅から情報をひろい(ネット以外に告知はされていない)
2.平日の昼間のわずかな時間のために(木曜日の15〜18時)
3.三鷹という土地まで足をはこぶ(三鷹についでの用がある人はなかなかいない)



情報探索能力と機動力とを併せ持たれている方々が、三鷹界隈にとどまらず関東近県からわらわらと集まってきている。
平日の自由にならない時間移動できるのは、自分で自分の時間を使える層、すなわちフリーランスか経営層の方々が多い。


自分も多くのプログラマーの人たちと仕事をしてきた。使えるプログラマーが20人に1名ぐらいだとするならば、ここに集まってくるひとたちのトンガリ具合といったら、これは……、いったいなんなんだ?
一騎当千のひとたちがプログラマー無双をくりひろげている。ああ、なんたることだ。
鼻歌まじりにお茶でも飲みながら優雅なプログラミングタイムができるかと思っていたβ1.0の設計計画はもろくも崩れ去り、ライトニングトークでほとばしるみんなの情熱にほだされて、何か時代がこういう”場”が求められていたのかなと思ったりするわけでございます。
まあ、やってみてよかった。うん。



さて、掲題のβ2.0の件。
実は9月にはプログラマーズカフェを常設のスペースにしようというお話しがありました。
結構大きめの部屋があいていて、まるまる確保できるという動きでした。
いよっ!太っ腹!っていう感じだったのだけど、ビルに工事が入って、会場のご提供をいただいている会社さんの都合で工事現場の現場監督のスペースに奪われてしまいました。
しょうがない。
プログラマーズカフェは非採算だし、現在も会場などはご厚意で借りているのでしょうがない。
常設スペースの話しは、一応今も残ってはいて、でも、常設でやるなら採算も考えなきゃだめだよねという感じ。
採算とかいって難しそう。
できるだけみんながwin-winになれるようなおとしどころを探したいなとおもって、草案として書いておこうと思ったわけさ。





箇条書きで。

メリット

・運営で常駐してくれる人へのメリット
レンタルオフィス機能提供
秘書機能提供
専用ロッカー提供


・利用者(エンジニア)へのメリット
技術者同士のナレッジシェアによるボトムアップ
仕事の融通しあい
特定ソフトウエア(高額ソフトなど)の開発、テスト環境の利用
特定ハードウエア(モバイルなど)の開発、テスト環境の利用
技術書籍などの専門ライブラリーの利用


・利用者(営業)へのメリット
技術者の調達
要求定義をしてもらう
相見積もりをだしてもらう


・会場提供企業へのメリット
まちづくり貢献
ICT産業振興
新規産業の創出


・俺メリット
紅茶の茶葉でも置いてみんなに買ってもらおう…。
たのしければいいよね

収益

・利用料
入場料、デスク利用料は無料
・カフェ機能
持ち込みか、茶葉やコーヒーサーバーなどを置いて各自
ディベロッパールーム
有料(料金設定や導入要望は別途)
・申請代行
プレスリリースや各種申請などの代行、事務手続き:有料サービス
・テスター
他の技術者に有料テスターを依頼:利用者to利用者
※ここらへん現金の授受をすると厄介だからカフェ内の地域通貨でもおもしろいかも
・案件引き合い紹介
成約に至った場合:マージン
・教育事業
学生向けのプログラミング教室:事業収入
※エンジニアにはサイドビジネス
・パッケージ販売、WEBサービス運営
販売網や、運営保守の要員提供:有料サービス
※細かいものも体裁をととのえてまとめると力になる


やったら面白いんじゃないか

他の地域にもプログラマーズカフェつくってもらって、電話会議システム淳也くん2号をつくるとか。





ん〜。
現段階でも運営は把握してないけど、pgcafe内で仕事の融通はあるみたい。
ここへ運営がでしゃばってマージンとるのは厳しいだろうね。
マージン取れるぐらいというと、もっと裾野を広げて、大きな案件になった場合だろうし、そうなってくると主幹企業に立ってもらわなきゃいけなくなってくるから、瑕疵担保とかの問題もあって、結構リスクフル。
個人でひとつの案件で1千万とかいうと死亡フラグだからこういう金銭的リスクを分散する方法があればいいかな。


いずれにしても、場所代が出るほどの収益計画はやっぱりなんか難しそう。
個人でリスクが大きすぎてできなかったことをこういう場を使ったら「できる」ぐらいの、ブースト機能がいいのかなって思う。
個人や小規模事業者がサービスをランチしてもデザインや宣伝がいまいちだったり、運営まで手がまわらなかったのが、pgcafeを一枚かますことでまわるようになるとか…、そういう感じで発展していけたらいいな。



もっと先の将来の展望としては、町じゅうホットスポットにして、プログラマーのみなさんには街にでてもらえるようにしたり、八百屋の親父がARつかいこなして、野菜の説明をするぐらいの未来情報化都市をめざしたいですね。


知り合いの飲食店にホットスポット導入しなよとか、商店街に電子マネーつかえるようにしようよとか各所でネゴってますが、結構苦戦してます。。。。だって、ホットスポットのメリットって説明しにくいし、、お店の人たちそもそも電車にも乗らないからスイカとかが何からか説明しなきゃいけないし…><
鶏、卵だけど、プログラマーを野に放って、触れ合ってもらうのが一番だとおもんだ。
時間はかかるかもしれないけどそのうち面白い何かがうまれてくれれば楽しいですね。。。





最後に宣伝。
今週22日は夜にmitaka.rbがるので、pgcafeも大きめの部屋でやります。
まだ来た事がないひとはもぐりこむチャンスです。
11月は全回小さな10人部屋しか確保できなかったそうです。
12月も年末進行なので大きな部屋の確保は難しいかなっておもってます。
もしかしたら来年まで大きい部屋はなしかもしれない。。。
ustreamとかスカイプとかネット連携機能を強くしたいですね。。。


じゃ、プログラマーズカフェでボクと握手!
http://www.pgcafe.net/



あぁ、MA5つくらなきゃ!!