2010年オレオレ予測

いよいよ年の瀬ですね。来年の事を言うと鬼の顔もひきつるぐらいになってきました。ひきつってるのは鬼というか俺の顔ですけど。
現状から来年を予測して、んで、来年のアクションプランをぼちぼち考えていかなきゃなとおもうので、年賀状もかかずにブログを書いてみます。

政治編

政治さえまともになれば日本は圧倒的にアジアで独り勝ちできる
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51631523.html

ないわ。
現状、政治が経済の足をひっぱっていて「まとも」ではないと判断しているからの発言なのだろうけど、だとしたら政治が「まとも」になると・・・、アジアで独り勝ちの前に日本のプレイヤーが総入れ替えになってしまう。阿鼻叫喚だ。
日本の産業構造の約半分が不要になる。公共事業ぶらさがり関係だけで300万人の失業者がでる。
今まで3兆円の生産性しかない産業、例えば農業に5兆円を入れちゃうような「おおらかさ」で運営してきた国が、そうじゃないやり方をしたら独り勝ちの前に大混乱。


いままさに混乱期。でも、まだ序の口。あと4年は続くんじゃないだろうか。
少なくとも現政権の上層部には経済戦略に興味すらないようだ。
民主党はいまにも分裂しそうだし。自民党は既に解体が始まっているように見える。
政治の混乱は2010年も継続する。
2010年は中央政治は機能しない。
結果がどのように組織されるかは気になるが動向を追い続ける価値はないのではないか。


注目すべきは地方政治。
中央がダメになると、地方がしっかりしているところと、そうではないところの差が顕著になるかもしれない。
地域がどのような振る舞いをするか、そちらの方にアンテナを張る必要があるように思う。


自民党は組織に対して、使い道を限定したお金の配布をするから共産主義だといったひとがいた。
民主党は組織を通さず直接ばらまきをしようとするから社会主義らしい。
いいて妙だ。


経済編

消費者の購買意欲が経済が負ったダメージに比べるとあまり落ちていない。
製造業系は先が厳しそうだ。アメリカの悪影響が強すぎるし、アメリカの展望は2010年も厳しいだろう。


国内の不動産関係はどうだろう?
体力が尽きた会社のぶん投げ試合は2010年も継続開催?
2009年は建設業がやられた年だったので、これがどこまで波及するかが見ものかもしれない。
入札系の土建やさんやは厳しそうだ。
2009年は11月の時点で上場企業の倒産は20件、昨年の33社に比べればだいぶ減った。
9月頃に企業倒産件数も減少に転じているので明るは明るい。


設備投資が大幅に落ち込んでいる。
ようやく2010年の頭ごろにサブプライムの本波が小規模事業者に到達する頃だとおもう。
ものづくり系はこのまま息絶えるところが結構な数あるとおもうが、4月の年度がわりの頃に注目したい。


金融・保険業もくすぶったままなのが気になる。
清算もされず、改善の展望もない。
整理されたほうがいいところというのが多く残ったままだ。
経済全体にとっては整理されたほうがいいと思うのだが、そうはされなかったようだ。
このままだといずれどこかで吹きだす、2009年はいいタイミングであったように思うのだが、整理に耐えられる体力がないかとおもうとゾっとする。

金融・市況編

ETFが流行ったのがどう影響するかな。
あぁ、そうだ、アメリカにCITIが居た。
CITIはでかいね。第二幕があるとすれば間違いなく主役だろう。
日本だと、目先はJALぐらいか。でも、市場はJALがどうなろうと織り込み済みでしょ。
国内では、そこまでインパクトのある案件は無いかな。
まだ余力のあるうちに携帯業界みたいに再編しちゃうとかね。
車業界は驚くような再編がまだまだあるかもしれないね。
日銀が円安を容認すれば日本は以外と助かるかもしれない。
政治は金融に興味がないようなのでよくも悪くも日本の命運は日銀が握っている。
ただ、いまのところ、ダメっぽ路線。


科学編

来年度の注目は深海かな。そのうちちゃんと調べて最近のトレンドを追跡したのを書きたいな。
海洋探査技術は結構成果をあげているのでもう少しスポットライトがあてられてもいいかもしれない。
↓ここらへん面白いよ
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/robert_ballard_on_exploring_the_oceans.html

あと何かあるかね?
宇宙物理のダークマターとかはうさんくさという気がするのだけどどうなんじゃろいね。
あと、化石DNAあたりからそろそろなんか面白い発見ないかなー。


国際地勢編

2010年、注目する国はなんといっても南アフリカでしょう。
あとは最近がんばってるのは香港かな。国じゃないけど。そういう意味では上海とかも。
あとチェコやトルコ、あそこらへんに個人的な興味が向いています。
アメリカは違う意味で注目。特に西海岸側。シュワチャン州あたり。


国内地勢編

結局東京か。他にないのがさみしい。
関東が独立独歩で経済集中しすぎ。
大阪が目立ってきているので復活するといいね。
ただ、ものづくりにシェアを多くしめる大阪は産業構造的にさらに厳しくなるかも。
あと東北が予想以上にひどい。10年乗り切れるのかな。
あとは、どこだろう。熊本の例の市長とか。
都内だと立川に注目してます。2010年中に一回はいってみよう。
あとねぇ・・・。沖縄かなー、こっちは米軍絡みだけど。


IT・情報技術編

2010年ねえ、、、なんだろう。
実現可能で、商用に乗りそうなの…、キーワードだけ。
グリッドコンピューティングxデータ、AR(拡張現実)xデジタルサイネージ
電子マネーx商店街。
ストリーミングがイベント興業系に降りてきそう。
携帯業界はそろそろ荒れるんじゃないかな。
あと、プログラマーズカフェだな!


ファッション編

2010年もユニクロかな?
アバクロ日本でブレイクすっかな?
正直さっぱりわからんわ。


グルメ編

不景気だとラーメンみたいな安いグルメがとりざたされるんだけど、10年に流行るのはなんだろうね。
紅茶流行ってくれないかな。
参入障壁が低いカフェとか、ラーメン屋さんは新規開業増えるだろうな。不景気は飲食系が増える。
業者系のリストを見てるとレンジアップのケーキとかレディメイドの商品流通が増えそうだな。
そこらへんをめがけて商売しようかな。


住居編

相続優遇税制がありそうだから土地がある田舎のほうは新築戸建の需要が少しあるかもね。
都会では新築不動産系は売れないだろうなー。
都会はリノベーションがもうちょっと流行りそうだ。
ただ日本の住環境そのものがリノベーション対応につくられていないので、簡単に内装をいじれるようなガジェット的なアイテムが売れるのかも。
太陽光発電みたいな。
壁面緑化とか、屋上農園みたいな技術も確立してきて、お値段が下がってきたのでその辺がさらにシェアを伸ばすかも。



以上、適当な来年予測でした。
はらへった!