国債は紙くずなんですか?

週刊isologue(第33号)日本の国債は「紙くず」なのか?(国の財務書類・貸借対照表編)
http://www.tez.com/blog/archives/001488.html

日本の国債は紙くずであるかどうかすら公開された情報からは良く分からんでござるの巻
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/11/post-7f28.html

みてみた。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/fs/2009.htm
うーーーん。


現在の判定は国債は紙くずではないと言いきることができるとおもう。
なぜならそれは流通しているのだから。
だが紙くずになりえないと証明することはだれにもできないだろう。
絶対に大丈夫という太鼓判を押すのはおかしいし、かといって価値をもって流通しているものを捕まえて紙くず呼ばわりするのもおかしい。


昔話。
戦争が始まって国債が紙くずに。現金が紙くずになった。
そんな話しをじーさまがたから体験談として聞いている。
戦争直前には国債を買ってその日のうちに売却してもその辺の日当分以上稼げたという。
人々が買い集めたところで紙くずになった。
地震と一緒で、自分は大丈夫とおもってしまうのかもしれないが、その可能性までも否定することは誰にもできない。
あとはその確率の話し。
日本は他国に比べると比較的高い確率判定をされている。
残念なことに、大抵のひとは体験してないことは信じないし、自分にとって都合のいい信じたいほうを信じる。
かといって、過剰に恐れてばかりいては何も得ることはない。


同じような話しはバブルの時の土地ころがしでも聞く話しでござろう。
壮絶なババ抜き合戦。
最近だとITバブルの界隈でも同じようなことがあったことだと思う。
ゲームが終われば無価値のババでも、本物が紛れている間は価値があると推定せざるを得ない。
だが、結局は本物から処分されていき、最後には無価値のババだけが残る。


この公開されている資料が誰の目に見てもわかりやすい状態であったなら、このゲームは終局している状態だ。
磯崎さんや切込隊長レベルの人がみても、まだわからないといっているのであれば、まだこのゲームは終わってはいない。だが、その発言は終局を見据えたものであり、このゲームの終盤に来ているのかもしれないなとは思う。


過去10年の世間の運用成績では国債で運用したのが”結果”一番成績がよかったでござるみたいな話しを聞く。
いままさに、いろいろなものが処分されはじめている。
地合いの整地がはじまったといってもいい。
いまから参戦してもたいした旨みにもありつけないのではないかと思う。
なのに、ババだけもらう可能性は高い。
かかわりあいたくないでござる。
いや・・・かかわれないでござるか。




結論としては、
はてなパーカー欲しい!